北ア常念山脈(長野) 蝶ヶ岳(2677m) 2017年7月29日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 3:12 三股駐車場−−3:25 林道終点−−3:27 三股−−3:35 吊橋−−3:44 力水−−4:37 まめうち平−−5:10 蝶沢−−6:15 大滝山分岐−−6:25 蝶ヶ岳(休憩) 8:13 −−8:19 大滝山分岐−−8:48 蝶沢−−9:08 まめうち平−−9:43 蝶沢で水浴び 9:48−−9:52 林道終点−−10:00 三股駐車場

場所長野県安曇野市
年月日2017年7月29日 日帰り
天候晴後曇、ガス
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場三股ゲート前に駐車場あり。ただしハイシーズンの週末にはいっぱいになることが多く、その場合は1.4kmほど下った場所にある駐車場から歩くことになる
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望大展望
GPSトラックログ
(GPX形式)
ここをクリックしてダウンロード
コメント大気の状態が不安定で長時間の雨が予想されたため、雨にも降られていい山として蝶ヶ岳へ。しかし意外に天気がよく朝は晴れて山頂で大展望を楽しめた。その後はガスが上がってきて何も見えなくなったが雨はあまり降らなかったようだ


地図クリックで等倍表示


三股駐車場のトイレは水洗化されるようだ 林道終点(登山口)
長野県内登山口共通注意書き 蝶沢を渡る吊橋
力水(最後の水場) おなじみのゴジラの木
まめうち平 倒木が多い
根こそぎ倒れたものが多い 幹が折れたものも
まだ常念岳が見えている 蝶沢。登山道は枯れているが20mほど上に流れあり
東の空は明るく雨の気配はない 大滝山分岐。ここが森林限界
お花畑を登る ハイマツが寝れば山頂は近い
蝶ヶ岳ヒュッテテント場 蝶ヶ岳山頂
蝶ヶ岳から見た東〜南〜西の展望(クリックで拡大)
蝶ヶ岳から見た西〜北〜東の展望(クリックで拡大)
蝶ヶ岳から見た穂高〜常念山脈
蝶ヶ岳から見た槍ケ岳 蝶ヶ岳から見た木曽御嶽、乗鞍岳
蝶ヶ岳から見た野口五郎岳 蝶ヶ岳から見た水晶岳
蝶ヶ岳から見た穂高岳山荘 蝶ヶ岳から見た北穂高小屋
ガスったので下山 大倒木帯
まめうち平 巨大倒木でルート変更されてる
林道終点。監視員がいた 駐車場到着。空きあり


・梅雨明けからかなり経過するのに天候が一向に安定しない。おまけに南方には台風が2つもうろつき、湿った南寄りの風が入って今週末も天気予報は悪い。山頂がガスって展望皆無の可能性も高く、せっかく登って展望がなくても許容できるアルプス級の山との条件で三股から蝶ヶ岳へ日帰りで登ることにした。予報ではお昼前から雨なので短時間で登れることが濡れないために重要。
・三股駐車場は金曜夜早い時間はまだ空きがたくさんあった。早朝に続々と車がやってきたが、ギリギリ満杯にはならなかったようだ。下山したら駐車場に空きがあったし、道端の縦列駐車が皆無だった。
・三股駐車場のトイレは近日中に水洗化されるとの案内標識あり。
・早朝3時過ぎにヘッドライトを点灯して出発。さすがに他に登山者の姿は視界に入らなかった。まだ空には星が見えており、予想よりも天気はいいようだ。念のために傘も持っていく。最近は気温が高いので防寒着類は簡素化。
・林道終点の登山口には蝶ヶ岳ヒュッテ関係者のものと思われる車両あり。
・登山道は草刈り等明らかに最近整備された形跡あり。夏山シーズン前にやるらしい。巨大倒木で塞がれた箇所には迂回するように新たな階段が設置されていた。
・まめうち平の手前で単独男性を追い越す。山頂で話を聞いたところ、私よりもスタートが15分くらい早かったようだ。この頃で樹林帯の中でもやっと明るくなってきた。森林限界ならとっくに明るくなっていただろう。
・まめうち平を通過して平坦地に変わると倒木が目立つようになる。根こそぎ倒れたシラビソが多く、幹の途中から折れた木もあった。でも登山道上の倒木はきれいに片づけられていた。
・樹林の隙間から見えた常念岳にはまだ雲がかかっていなかった。松本盆地は雲海に覆われていたが東の空は明るく日差しが漏れていた。この分なら山頂での展望はまだ期待できそうだ。
・蝶沢は登山道上には水が流れていなかったが20mほど沢を遡ると流れが出ていたので水補給が可能。
・蝶ヶ岳ヒュッテ発の下山するハイカーとすれ違うようになったが、まだ山頂は大展望が得られるとのこと。さて、私が山頂に到着するまで持ってくれるかどうか。
・大滝山分岐で森林限界を突破、ハイマツ帯に入るまでの短距離はお花畑。
・立ったハイマツが寝ると蝶ヶ岳ヒュッテに到着。土曜朝だがテントが数張あった。6時半なのでまだヒュッテから出発する人も多く、付近は賑わっていた。
・残念ながら雲が多く東〜南の空は展望が悪く、志賀高原、浅間山、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスは見ることができなかった。でも穂高、槍はまだ雲がかかっておらず展望を楽しめた。木曾御嶽と乗鞍岳も見ることができた。
・縦走するハイカーが多く、上高地や常念方面へ向かう人の姿が見られた。
・ラジオの天気予報を聞きながら蝶ヶ岳山頂で休憩したが、予報は悪いままで広範囲で曇または雨の予報。中野飯山では大雨注意報、上伊那は大雨警報が出ていた。ちょうどこの付近はその中間で一番雨雲から遠いエリアのようだった。でも徐々に雲が増えてきて、やがて松本盆地側からガスが上がってきて視界が無くなってしまった。
・2時間近く山頂でダラダラして下山開始。この天気予報でも登ってくる登山者は多かったが、通常の夏山シーズンの週末よりは少なく3,40人くらいだったと思う。ザックカバーをかけた人もいたのでにわか雨が降った場所もあったようだ。
・先週の針ノ木岳でも下りで右膝に痛みが出たが、今回も下りの途中で右膝に痛みが出た。私の場合、これまで膝の痛みとは無縁だったのでいきなり慢性的な痛みが出るとも思えないが、痛む原因も思い浮かばない。下界に降りてからも下山当日は膝が結構痛んだが翌日にはかなりマシになり、月曜日には階段の下りも支障はなくなった。しかし今後の登山での下りがちょっと不安。これからは下りのペースは落として様子を見る必要があるかも。
・下りではずっとガスの中を歩いたのでそれほど暑さは感じなかったが、それでも汗はかいたので蝶沢が接近した場所で登山道を外れて沢で水浴び。やっぱり汗を洗い流すと気分最高!
・林道終点に到着すると監視員?がいた。たぶん登山者には登山届を出すように指導しているのだと思う。
・三股駐車場はほぼ満杯だったが空きも数台あり。これから出発する登山者の姿もあったり、下山者を迎えるタクシーが止まっていたり。駐車場にも霧がかかっていた。
・帰宅後に雨雲レーダーを何度か確認したが予報よりも雨は降らなかったようで、あれならテントを担いでもよかったかなと思ったり。ただしレーダーに映らない程度の弱い雨もあり得るので本当に雨が降らなかったかは不明。

 

山域別2000m峰リスト

 

ホームページトップ